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悲しいゆいむん。

ビーチクリーンをしていたり、お客様と生き物観察をしたり・・・

海岸を歩く機会が多いと、どうしても悲しいゆいむんとの出会いもあります。

 

屋我地島ひるぎ学園の生徒さんたちと、マングローブで野外学習をしていたときのこと。

3班に分かれて行動していたのですが、ある班から「カメだ!!!」の声が聞こえました。

その声のほうへ行ってみると…

 

まだまだ若いであろうウミガメさんは

マングローブの中で静かに眠っていました。

 

死因は分からないけど、溺れてしまったか、どこかにぶつかってしまったか、ゴミを食べてしまったか…

外海で死んでしまって流されながら旅を続けてこの

マングローブにたどり着いたのかなぁ…?

カメさんはこの後マングローブの栄養になって、マングローブももっと元気になるね~!

 

なんて話しながら、しばし生徒さんと一緒に観察させてもらいました。

 

生徒さんからは「お墓を作ってあげたい!」「かわいそう・・・・」という声が聞こえました。

こういった「ゆいむん」は海が豊かな証拠ではありますが、これが素直にでてくる感想だと思います。

 

悲しいゆいむんではありますが、間近で観察させてもらって私たち人間にもいい影響を与えてくれました。

こういった体験で海を大切にするきっかけになったらいいなぁと思います。

 

 

少し暗い内容になってしまいましたが、野外学習は生徒さんも大熱中で時間が足りないくらいでした!

 

↑おまけ

「オヒルギから鳥が生えてる!!」と言われて撮った写真です。

 

ほんとに鳥が生えていました(笑)

やっぱり子どもの感性はすごい・・・!