今日は、ビーチクリーンイベントで屋我の浜を掃除しました。
かつての呼び名でいうところの「ウパマ」から「キンジャチ浜」にかけての浜です。
少し雨もぱらつく中、一心不乱にごみを拾う参加者のみなさん。
2時間の間に75袋ものごみが集まりました。
風が強い日が続いていたこともあり、浜にはいろいろなものが打ち上げられていました。
クブシミ(コブシメ)や、ナマコ、アバサー(ハリセンボン)などなど。
クブシミの骨は、わりと見かけますが、今日は立派な生のイカでした!
食べるのはちょっと無理そうでしたが、まさにゆいむん*ですね~
(もう少し鮮度が良ければ危うく持ち帰るところでした)
ほかにも骨をいくつか拾ったので、また別途報告できたらと思います。
ちなみに、今回のビーチクリーンでは参加賞として美ら海水族館の入場券がプレゼントされました!
ビーチクリーン風景
ちょっと見づらいですが、ごみがたくさん落ちています。
ビーチクリーン後
元のきれいな浜に戻りました。
【おまけ】*ゆいむん(寄り物)とは?
海からの漂着物のことです。
たまたま開いた本のまえがきにゆいむんについて触れた文章があったのでご紹介します。
『かつての島の人たちは、豊穣のみならず、含めて災いも、彼方の海からやってくると考えた。
自らの意志と関係なくもたらされるものだったのだ。恭しく受け取る以外の術を持たなかったのである。』
(名嘉睦稔木版画集「南島 Southern island」より)
また、生きているものは波打ち際の線に対して直角に打ちあがり、
生気のなくなってしまったものは平行に打ちあがっている、という話も聞いたことがあります。
確かにクブシミは平行に打ちあがってました。
ごみは厄介だし、もちろんないに越したことはないですが、
資源になるものやシーグラスなど活用できるものもたくさんあるので
広い意味では立派なゆいむんなのかも知れません。
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